久しぶりの妊活記事です。
ずいぶん期間が開いてしまいましたが、今年2月中旬に行なった、2回目の人工授精の結果をお伝えしたいと思います。
2回目の人工授精の結果
なんと、妊娠しました! 現在妊娠6ヶ月です。自分でもまだ信じられないのですが、11月に出産予定と相成りました。
不妊治療を始めたころは想像もつかなかった、妊娠という結果。安定期に入ってようやく「ああ、本当に妊娠したんだな……」という実感が湧いてきたところです。
妊活記事は一旦これで区切りを迎えますが、これまでの治療経過と費用などをつづりたいと思います。
不妊治療の経過と検査内容など
治療経過を簡単にまとめます。
私は今年33歳で、夫は20代後半です。通っていた病院は不妊治療専門のところではなく、地域で評判の良い一般の産婦人科。不妊治療担当の先生に診て頂いていました。
2017年春 結婚
2017年秋 妊活開始
2018年 6月 妊娠希望で通院開始。いろんな検査を受ける。
2018年11月~ 風疹の予防接種を受けたため治療をストップ。
2019年 1月 治療再開。人工授精1回目。
2019年 2月 人工授精2回目
2019年 3月 妊娠判明
【今までに受けた投薬や検査など】
・タイミング指導
・フーナーテスト3回→すべて不良。子宮頚管粘液がネバネバで精子が子宮内に入っていかないことが判明。
・夫の精液検査→問題なし
・私の抗精子抗体検査→問題なし
・子宮卵管造影検査→問題なし
・風疹抗体検査→私の風疹抗体が全然ないことが判明。
・風疹予防接種・インフルエンザ予防接種→同時に打ちました
・人工授精2回
排卵誘発剤は、セキソビットを1周期。クロミッドを3周期服用しました。
不妊治療にかかった費用
トータルで約45,000円かかりました。
このうち、人工授精2回にかかった費用は12,960円。(1回あたり6,480円)
(私が通っていた病院は人工授精の費用が平均より安いようです)
人工授精の費用については、妊娠判明時に住んでいたA市の助成が受けられ8,000円戻ってきました。妊娠が判明したのは3月半ばでしたが、3月中にA市外への引っ越しを控えていたため大急ぎで助成の申請をしました。
私はこの4月に夫の転勤に帯同してB市に引っ越したのですが、B市では我が家は所得制限にひっかかって不妊治療の助成が受けられません。A市にいる間に助成が受けられてよかったです。
(助成については住んでいる自治体によって異なるので、ご自身のお住まいの助成内容をよくご確認くださいね)
不妊治療を経験して
不妊治療の期間中、ゴールの見えないマラソンに参加しているような気持ちを常に持っていました。
私は人工授精までの経験しかありませんが、不妊治療は内容の如何にかかわりなくとても大変なことだと思っています。肉体的にも精神的にも、そして金銭的にもどうしても負担がかかりますから。
私は結婚した年齢が30歳を過ぎていたので妊娠には少なからず焦りがありました。そんな中、学生時代の友人や職場の同僚が次々と妊娠。ますます焦りました。
家族や親戚から発せられる悪意のない「子供はまだ?」「妊娠したら早めに教えてね」という声かけには何度も気持ちが沈みました。
ニュースで乳幼児の虐待死が報道されるたび、なぜ子を苦しめて死なせてしまうような親が子どもを授かって、私たち夫婦は授かれないのかと怒ってみたり泣いてみたり。
焦り、憤り、怒り、悲しみ。不妊治療中はこれらの感情に心を支配されることが多かったです。
夫はそんな私をとても気遣ってくれました。通院日にはケーキを買ってきてくれたり、ストレス解消にとレジャーに連れ出してくれたり。夫にはとても感謝しています。
今、もしかして自分が不妊症なのでは? とお思いの方。
まだ病院に行っていないのであれば、早めに行かれることをおすすめします。不妊治療はいろんな検査をするので時間ばかりが過ぎていきます。
今現在、不妊治療中の方。
ゴールの見えない苦しさ、辛さ。お気持ちをお察しします。もうここに至るまでたくさん痛みや辛さを乗り越えて頑張ってこられた皆様に「頑張れ」なんてとても言えません。皆様の望む結果が得られますように、ただひたすらにお祈りしております。
不妊治療記事はこれで一旦終了となりますが、妊活中に試したグッズなどを今後紹介させていただきたいと思います。今後ともおつきあいいただけましたなら、幸いです。