※2018.12.23更新
生チョコ失敗!
今年のバレンタインは生チョコを作ろうと思い、カルマ社のクーベルチュールチョコを購入しました。このチョコの購入歴は4年。コイン状のチョコが1.5kg入っているのですごいボリュームなのですが、おいしさが段違いなのとコスパが良いのとで冬になると必ず購入しています。
さて、生チョコの試作をしようと思い休日にフンフフーンと作業開始。
数分後。
分離してしまいました。ぎゃー!すごい油!こんなの初めて!
温めた生クリーム200ml(乳脂肪分45%)にカルマ社のカカオ57%のクーベルチュールチョコレート250gを加えたところ、ご覧のように油が浮いてボソボソになってしまいました。
私は生チョコを柔らかめに仕上げるのが好きで、何年も前から生クリーム200mlとチョコレート250gの比率で作っています。写真は別日に作って成功した生チョコです。
生チョコ(ガナッシュ)の分離には様々な原因があるらしく、何が悪かったのかはハッキリしません。
藁にもすがる思いでロッテさんのこちらのページを見てガナッシュの復活に挑んだのですが、直らず。
生チョコからガトーショコラへ、華麗なる変身
生チョコを諦めて、潔くガトーショコラに変身させることにしました。とても簡単な救済レシピとなっておりますので、私と同じように生チョコ失敗で涙をのんだ方の参考となれば幸いです。
失敗した生チョコ救済!ガトーショコラ!
【材料】
分離して失敗した生チョコ(ガナッシュ)400g〜450g
卵 4個 常温のもの。白身と黄身に分けておく。
塩 少々
型に塗るためのバター 適量
【下準備】
・失敗した生チョコは湯せんにかけてなめらかにしておく。
・オーブンは170度で予熱しておく。
・ケーキの型にバターを塗っておく。
※私はパウンドケーキ型を2本使用しましたが、おうちにある型で結構です。
【作り方】
1. 白身は大きめのボウルに入れ、塩少々を加えしっかりツノがたつくらいのメレンゲにする。
2. 黄身をよくかき混ぜ、失敗した生チョコにINしてよくかき混ぜる。
3. 1のメレンゲを数回に分けて2のチョコの中に投入。メレンゲの泡がつぶれないようにさっくりとかき混ぜる。
4. 型に流し込み、170度のオーブンで30〜40分程度焼く。
5. しっかり冷ましてから型から取り、切り分ける。
【ポイント】
・メレンゲをしっかり泡立てること。
・オーブンはメーカーによってクセがありますので、ご家庭のオーブンに合わせて焼き時間や温度を調節してください。
・焼きの段階でのひび割れ、オーブンから取り出したときのヘコミはガトーショコラ成功の証です。ひび割れが気になる方は粉砂糖でお化粧すると良いかと思います。
生チョコ救済に成功!
完成品を切り分けたのがこちら。不器用なので型から出すときにケーキの天面がはがれてしまいました(´;ω;`)
冷めると生チョコのなめらかさとスフレのようなふわしゅわ食感が楽しめるおいしいガトーショコラの完成です。チョコレート自体がおいしいので焼いてもおいしい!コーヒーに合う味でとってもおいしかったです!
生チョコの失敗をうまくカバーできたと思います。
どっしりした食感がお好きな方は冷蔵庫で冷やしてから召し上がっていただくのがおすすめです。
今回、パウンドケーキ型で2本作ったので1本を私の実家に持って行きました。実家の家族からは「おいしいー!生地が空気をたくさん含んでて軽いねー!」と大好評。すぐになくなってしまいました。誰も材料が生チョコの失敗作だということを知りません 笑。
皆様も生チョコに失敗しても諦めず、ぜひ卵を使って救済してみてください★皆さまにとって楽しいバレンタインになりますように。
このほかのお菓子作りの記事はこちらから。