のあ日記

アラサーOLによるコスメお試し&生活系ブログです。

【返済中の子どもが語る】日本学生支援機構の奨学金について

奨学金借り入れのきっかけ

私の両親は、私が小学生の頃にはすでに婚姻生活が破綻していました。両親は15年以上別居していますが、離婚はしていません。母親はフルタイムで働いていましたが、別居している父親から生活費などの支援は一切なかったため、私と兄弟は経済的に苦しい思いをして育ちました。ライフラインはすべて止められたことがありますし、お弁当や夕飯がもやしの塩炒めだけだったことがあります。

※私はアラサーで、これは平成のお話です。

 

私は高校、大学時代に日本学生支援機構の第一種奨学金を借りていました。

大学の途中から実家の生活苦のため第二種奨学金もフルで借りるようになり、借りた総額は600万円ほど。第一種は成績の要件など審査基準を満たせば無利子で借りられるもので、第二種は審査の条件が少しゆるい代わりに有利子となります。

 

私は授業料の減免制度と日本学生支援機構奨学金、地元自治体などの返済不要の奨学金、アルバイト代をフル活用してなんとか学校に通っていました。

大学は国立でしたが、大学時代は実家がとても困窮していたため、奨学金を実家の生活費に充ててもらっていました。大学では半期ごとに指定の教科書を買うのですが、教科書を買うシーズンになるといつもお金の心配をし、ハラハラしていました。

 

日本学生支援機構奨学金がなければ人並みの高校、大学生活を送ることがままらなかったであろうという点において、奨学金には感謝しています。しかし返済はとても大変です。大学卒業と同時に約600万円の奨学金返済が始まりました。

 

奨学金が理由で婚約破棄

 

私は地元外の国立大学を卒業した後、都会の企業で4年ほど働いていました。

大手企業に入り、自分としては就活に成功したと思っていましたが、都会での一人暮らしの固定費と奨学金の返済、実家への仕送りが重い負担となっていました。実家は困窮しているため親に奨学金の返済を手伝ってもらうこともできず、完全自炊で切り詰めるところは切り詰めても生活はカツカツ。将来への不安でいっぱいで不眠症になり、毎日暗い気持ちで過ごしていました。奨学金の返済は、見えない手枷足枷で拘束されているようなイメージです。

 

当時、おつきあいしている彼がいましたが、彼には奨学金のことを隠していました。プロポーズされて両親への挨拶もし、そろそろ式場見学という時期に、勇気を持って奨学金のことを打ち明けるとそれまで優しかった彼が急変。


奨学金とはいえ、何百万円も借金があるってことでしょ? 君のせいじゃないってことはわかっているけど、僕は借金だけは受け入れることができない。将来君の実家の面倒まで見れないと思う。ごめん」と言われ、お別れしました。

 

このときは奨学金を借りなければならなかった家庭環境、そして両親を恨みました。

婚約破棄があってからどんどん体調を崩し、都会の会社を退社。実家に戻りました。婚約破棄のショックでご飯がほとんど喉を通らず、不眠症がひどくなり、ふとした瞬間に涙が出てしまう辛い日々を送りました。

 

それから徐々に元気を取り戻し、安定した仕事に転職。数年後に今の夫と結婚しました。夫は私の奨学金のことも知っていて返済を応援してくれています。現在は自分のお給料の中からしっかり貯金もし、奨学金を毎月多めに返済していくことができるようになりました。

 

子どもの立場で思うこと

 

子どもさんの奨学金について検討している親御さんがいらっしゃったら伝えたいです。

奨学金を借りる前には、高校や大学の学費減免の手続きや、返済不要の給付型奨学金についてもお子さんと一緒によく調べてあげてください。

もし日本学生支援機構奨学金を利用するとしたら、第一種のみにするか、第二種を借りるとしても最小限の借り入れに留めておいてください。借りすぎると、子どもさんが将来安定した企業等に就職しない限り返済がキツイです。 

 

奨学金の返済が始まったら、可能であれば親御さんも返済に協力してあげてください。

奨学金、借りるときは簡単に借りれます。ですが、返すのは本当に大変です。ぜひこのことを心に留めていただき、奨学金を借りる際にはよく検討してください。返済中の子どもからのお願いです。

 

 

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